「ラムサールシンポジウム 2016」とは

1996年に新潟市で開催された「ラムサールシンポジウム新潟」では、湿地の保全や賢明な利用に関する全国の取り組みや課題が発表され、国内の活動推進に大きく寄与しました。
 それから20年が経過し、湿地保全をめぐっては多くの進展もあれば、依然として残されている課題も浮上しています。
 湿地の保全と賢明な利用のための行動をさらに進めるためには、改めて日本におけるラムサール条約湿地をはじめとする湿地に関する取り組み、現状、課題などの総合的なレビューをおこない、湿地を軸としたネットワークを築き、協働をいっそう強化することが必要です。
 そのような観点から「ラムサールシンポジウム2016 in 中海・宍道湖」を開催します。

目的

・COP5(1993年)以降の日本におけるラムサール条約と湿地に関する取り組み、現状、課題をレビューする。

・これまでに国内で得られた湿地の保全と賢明な利用の経験・技術・手法等をとりまとめ、共有する。

・COP12で採択された「決議XII.9:CEPAプログラム2016-2024」の実施。とくに湿地マネジャーへの支援と関係者の連携を強化する。

・国内における湿地の賢明な利用をいっそう促進する。

・2017年に開催が計画されているアジア湿地シンポジウムに本シンポジウムの結果を発表して議論を促進し、2018年のラムサール条約COP13(ドバイ)に両シンポジウムの結果を発信する。


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